BCAAとEAA
筋トレでおすすめされる成分の代表格だと思います。
ただ、実際のところ
なにが違うの??
っていう話になりますよね。
そこで今回はこの2つの違いについて説明していこうと思います!!
まず言葉の意味になりますが
という意味です。
必須アミノ酸は全部で9種類ありますが、この中にバリン、ロイシン、イソロイシンと呼ばれるアミノ酸が入っています。この3種類はアミノ酸の中でも化学構造が枝分かれしたような形をしているので分枝鎖アミノ酸と呼ばれます。
つまりEAAの中にBCAAは含まれているので
全く別物というわけではないんです!!
だったらEAAだけでいいですやん( ゚Д゚)
と思われる方もいると思いますが、BCAAのみで販売されている理由もしっかりあるんです。
1.BCAAは筋肉合成に関与しているとされている
BCAAは筋肉に多く移行されるアミノ酸と言われています。
その中でも特にロイシンが筋肉の合成に効果をもたらすとされています。
ある研究結果ではロイシンを摂取していた群とそうでない群を比較したときに、ロイシン摂取群の方がサルコペニア(高齢になるに伴い筋力や身体機能が低下した状態)になるリスクが減ったという報告があります。
なので筋合成を高めるためにBCAAだけで売られるのも納得の理由です。
2.BCAAの方が安い
単純に必須アミノ酸が3種類のものと9種類のものなのでBCAAの方が価格は安いです。
ここまで聞くと
BCAA一択じゃね??
と感じるかもしれませんが、ここから先に記載する内容がBCAA派とEAA派に分かれる大きな要因となります。
3.アミノ酸スコアという概念
この理論では必須アミノ酸9種類が十分にあることでタンパク質が十分に合成されるとされています。よって
BCAAだけでは他の6種類のアミノ酸が不足するのでタンパク質合成には不十分
とされてしまうわけです。
じゃあ結局どうしたらいいんだー!!!😢
となると思いますが私の考えは
金銭的に余裕があるならEAA、そうでないならBCAA
この感覚で正直大丈夫だと思います。
BCAAのみの摂取で筋肉量が増えている論文は多くあります。それにあくまで補助的に使用するものですので必須アミノ酸は食事で補うことも可能です。
余談ですが、味はEAAの方がまずいです(笑)
以上、BCAAとEAAの違いでした!!
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